秋田道草いいところ

秋田市内の謡曲仕舞の稽古に行った後、帰りのフライトまでの4時間程、お弟子さんに観光ドライブに連れて行ってもらいました。

まずは、稽古場のある、市内大町のねぶり流し館。ここは1階で竿頭祭の紹介を常時しているのですが、はじめて竿頭を持たせてもらいました。
結構重いし難しい。私の持っているのは、なんと幼稚園児用らしい。こんなの小さい子供が出来るのか。凄い。教えてくれた館の係の方、凄く上手でした。
この館の隣に古民家の蔵があり、今はとってもおしゃれなギャラリーになってます。そこにある和室でも稽古をすることもあります。

さて、それから私のリクエストで男鹿半島の鵜ノ崎海岸。静かな美しい海岸で、鬼の洗濯板という遠浅の渚。水が透き通っていて、静かな波がキラキラと光っいて美しい。ビビット強めに撮影。

引き潮で岩場を沖の方に向かって歩いて行けました。この日は人もいなくて贅沢なひととき。




 夏空のような晴天。綺麗な海を撮りたい目的は達成。でも海風はまだ冷たかったです。


その後、まだ時間があるので寒風山山頂まで車で登りました。
このあたりは国定公園で、寒風山からの景色は世界三景の一つなんだとか。男鹿半島から秋田を一望。

かつては八郎潟が広がっていて、琵琶湖に次ぐ大きさだったそうで、水面の輝きはさぞ見事だったことでしょう。今は埋め立てて田畑が広がってます。


よーく海岸線を見ると、すごい数の風車の列。
秋田の海岸線は、無数の風力発電の風車が回っていて、来る度に増えています。
まるで近未来映画のような景色。もう今が未来なんだね。まるで縁日の風車みたいだった。




最後に大魔神より大きい15メートルの巨大ナマハゲ様と撮影して帰路に着きました。ナマハゲ様って神様だったのですね。悪者も逃げる迫力でした。
厄災を払っていただいて、秋田空港から無事帰京。秋田再発見の楽しいドライブでした。

市内からほんの一時間走っただけで、こんな景色のいいところに行けるなんて素晴らしいね。楽しかった。
Oさん運転どうもありがとう!


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