能楽夜ばなしⅡ 2025 年 6月7日更新  国立能楽堂ショーケース 9月定例班女(はんじょ) 11月はじめて矢来 安達ヶ原 チケット発売開始

能楽夜ばなしⅡ

公演案内ページを作りました。シテ以外にも全てはありませんが、感想などコメントします。随時削除更新して過去コメントはアーカイブの方に移動します。


6月に入り続々出演公演のチケットが発売開始されましたので、ご案内いたします。今年は、私関係の公演は、どこも発売開始が早い感じです。直前では、良い席はあまり残っていないのが現状です。是非お早めにご予約下さい。


明日は矢来能楽堂で、師匠の喜之先生の卒寿を祝う謡を1部の回で一門で謡います。リハーサルしましたが、壮観でした。その後、佐久間君の屋島の後見勤めます。

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第一部 班女(はんじょ)シテ遠藤喜久
私のイチオシ。
能のお稽古をしている人は、必ず謡ったり舞ったりする演目。特に女性は一度はやってみたい曲だそうです。

恋する吉田少将を求めて彷徨い、やがて再会する物語。
恋に狂う物狂い。狂女(きょうじょ)物にも、色々なパターンがありますが、これは恋に夢中になる女性を描いているので、共感出来る女性は多いかもしれません。




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有名な昔話 「安達が原の鬼婆」の伝説を能劇化した作品。鬼物のジョンルの作品で、最後は山伏と鬼との対決が、わかり易い物語。しかし、前半は女の孤独と苦しみが垣間見えて、奥が深い作品。今回は「はじめて矢来」の観易い演出で上演予定。

11月公演も発売開始したとの事なので、人気公演なので、良い席はお早めに。











(リンク先クリック)国立能楽堂主催 ショーケース公演のご案内


画像小さくてすみません。
6月10日から国立劇場チケットセンターで予約開始開始。
ネット及び電話での申込。火曜の夜、7時開演。観世喜正師のプレトークが6時半からあります。
私の出番は、能は7時半手前かと思います。
会社帰りでもギリ間に合うと思うので、よろしければ是非お越しください。

蝸牛(カタツムリの事)も船弁慶も、最もポピュラーな人気曲ですね。ショーケースは初心者向きの公演なので、是非、能楽初心者のお友達を誘って千駄ヶ谷の国立能楽堂へお越しください。きっと楽しめると思います。
ご来場お待ちしています。


こちらは、同公演の別の宣伝チラシ。
面白いデザインのチラシですね。QRコードをスマホで読み込むと動画が見れます。
私は、7月29日(火曜日)の夜7時からの公演の船弁慶の方のシテで出演予定です。
日本語、英語字幕あり、ロビーで楽器体験も出来るようですので、初めての方や海外の方も楽しめるイベントです。
チケットは。6月10日より国立能楽堂及びインターネット発売との事。詳しくは国立能楽堂ショーケースで検索ください。



















所沢ミューズ公演のお知らせ
8月23日が本番公演



所沢ミューズさんの毎年恒例の夏の超人気の催し。

今年は、ご覧の通り、二人静(ふたりしずか ) 
「静御前の愛と苦悩」というサブタイトルがついています。

例によりまして、この催しは講座形式で、はじめて能楽鑑賞される方も楽しめる解説や演者達とのトークやミニセッションをして理解を深めていただいてから、能をご覧いただきます。
いわゆる能楽堂で行っている能楽公演とは、少し違いますので、その分、初心者の方も気軽に能に触れられると思います。

私もこの二人静という曲は、シテやツレなど、師匠をはじめとして、いろいろな方と相舞をさせていただきましたが、今回は九皐会の女性能楽師 新井麻衣子さんと初のペアを組みます。
彼女と舞うとどうなるのか楽しみです。美しい舞が二人で舞えたらいいなと思います。
乞うご期待です。















































雑誌観世5‐6月号発売

今号の雑誌観世の巻頭写真のところに流儀の諸先生に混じって、九皐会からは、観世喜正師と奥川恒治さんと、私の景清の時の写真を掲載していただきました。誠に光栄です。
その他、能「當麻」の特集記事など、為になる記事満載です。
是非購読下さいませ。










順番が後先になりましたが、5月25日(日)に矢来能楽堂で、はじめての矢来能楽堂special 「土蜘蛛をみる」に午前の部で源頼光役で出演しました。
2回公演とも完売御礼の人気公演になりました。
ご来場ありがとうございました。




















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